
NIPTの読み方はアルファベットでOK?



NIPTは英語の何の略でどういう意味か解説します!
NIPTというのは、母体の血液を採血し、おなかの中の赤ちゃんのDNA断片を分析することによって特定の染色体異常などを調べることのできる検査のことです。
では、NIPTは何と読むのが正しいのでしょうか?
また、英語の何の略でどんな意味なのかも気になりますよね。
NIPTの読み方や意味について見ていきましょう!
NIPTの読み方は「エヌ・アイ・ピー・ティー」
NIPTの読み方は、「 エヌ・アイ・ピー・ティー 」です。
「ニプト」と呼んでいるウェブサイトや医療機関もありますが、正式には「 エヌ・アイ・ピー・ティー 」が正しいです。
「ニプト」のほうが言い方は簡単ですが、通じない場合もあるので「 エヌ・アイ・ピー・ティー 」と言っておけば間違いないでしょう。
NIPTは英語のNon-Invasive Prenatal genetic Testingの略
NIPTの正式名称は、「Non-Invasive Prenatal genetic Testing」です。
NIPTは、 英語の「Non-Invasive Prenatal genetic Testing」 の頭文字をとって略したもので、「無侵襲的出生前遺伝学的検査」という意味があります。
NIPTは、妊娠10週から受けることができる非確定的検査のことで、21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーや、染色体疾患、性染色体、微小欠失症などの検査が可能です。
侵襲的というのは「身体を傷つける」という意味ですが、NIPTは「非侵襲的」なので身体を傷つけない検査という意味になります。
出生前診断でポピュラーなものと言えば「羊水検査」がありますが、羊水検査は母体のおなかから子宮の中まで細い針を刺して羊水を採取する検査ですので、身体を傷つける「侵襲的」検査にあたります。
また、NIPTは「 非侵襲的出生前スクリーニング(NIPS)」、「非侵襲的出生前検査(NIPT)」、「無細胞DNA(cfDNA)検査」と呼ばれることもあります。
NIPTは日本語では「新型出生前診断」と呼ばれる
NIPTは英語の「 無侵襲的出生前遺伝学的検査 」の頭文字をとって略したものですが、日本語では「新型出生前診断」と呼ばれます。
出生前診断というのは、赤ちゃんが生まれる前に、状態を観察、検査することによって治療や投薬を行ったり、出産後の治療の準備をしたりする目的で行われるものです。
超音波検査や羊水検査など、今までも出生前診断というのは行われてきましたが、NIPTは今までの出生前診断と区別するために、新型出生前診断と言われています。
NIPTの読み方と略についてまとめ
NIPTの読み方や英語の略、意味などについて解説しました。
NIPTの読み方は「 エヌ・アイ・ピー・ティー 」であり、「 Non-Invasive Prenatal genetic Testing 」の略であるということが分かりました。
日本語では、今までの出生前診断とは区別するために「新型出生前診断」と呼ばれています。
NIPTを読むときは「 エヌ・アイ・ピー・ティー 」と言うようにしましょう!