命の選別はきれいごと?出生前診断の倫理的問題について考えてみた

うさこ

命の選別はきれいごとって議論が話題になっているね

りっこ

出生前診断の倫理的問題について考えてみましょう!

出生前診断は、おなかの中の赤ちゃんの染色体異常などを調べることができる検査です。

しかし、問題となっているのは出生前診断をすることによってもし異常が見つかった場合にどのような判断をするかということです。

出生前診断を受けることは命の選別を助長することになるのでしょうか?

命の選別はきれいごとになるのか、出生前診断による倫理問題について考えてみました。

目次

出生前診断には「命の選別」という倫理的問題がある

出生前診断には、NIPTや羊水検査、超音波検査など、生まれる前の赤ちゃんに異常があるのかないのかを目的として妊娠中に行われる検査のことです。

出生前診断を受けることによって、もし異常があった場合には障がいを持った赤ちゃんが生まれてきます。

出生前診断を受けるということは、結果次第では人工妊娠中絶を考える人が多いということになります。

医学の発達により、妊娠週数の早い時期から、簡単に出生前診断を受けられるようになったために、出生前診断を受ける人も増えてきています。

しかし、出生前診断を受けることで人工妊娠中絶を行うことは、「命の選別」にあたるという倫理問題があるということが問題視されてきています。

出生前診断で「命の選別」はしたくない…という意見

https://twitter.com/babywithw22may/status/1447886507981742086

同じ妊娠中のお母さんの中でも、出生前診断を受けることで「命の選別」をすることは倫理的に受け入れられないという人も多いです。

出生前診断を受けたことによって、赤ちゃんに異常が見つかったらからと言って赤ちゃんの命を奪ってしまうのか。

胎児と言えども、お母さんにとっては一番近くで命を感じている存在のはずです。

せっかく自分のおなかに宿った命を、親の事情で消してしまうのは心苦しいですよね。

出生前診断を受けたけれど、産むことを選ぶというお母さんもいます。

出生前診断の「命の選別」はきれいごと…という意見

出生前診断を行うことが「命の選別」になるということを受け入れられない人もいますが、障がい児を産むことの大変さを考え、生まないという選択肢を選ぶ人もいます。

生まれてくる子どもに障がいがあった場合、育てていくのはとても大変なことです。

また、本人もとても辛い思いをして生きていかなければならないという可能性もあります。

「命の選別」になるからと言って、障がいを持った子を産むというのは親のエゴであると考える意見も多いです。

出生前診断の「命の選別」は家族でも賛成と反対が分かれる問題

出生前診断を受けることによって、結果次第で産むのか産まないのかの判断をするのは、家族の中でも意見が分かれることが多いです。

私はNIPTを受けましたが、実際に家族の中に障がいを持った子がいたので、私の母親は出生前診断を受けて異常があった場合に産むことは反対でした。

しかし、パートナーは自分の子なのでせっかくの命を奪ってしまうというのには抵抗があったようでした。

自分では、障がいを持った子を育てる大変さ、生きていく大変さも理解できるし、それでも自分のおなかの中にいる命を奪ってしまうのはどうなのかという気持ちが交錯してとても悩みました。

このように、同じ家族の中でも賛成と反対が分かれる大きな問題となることもあります。

出生前診断を準備のために受けるという人も

https://twitter.com/531501_/status/1467879039725543426

出生前診断を行って赤ちゃんに異常があった場合でも、人工妊娠中絶はするつもりはないけれど、自分自身の準備のために受けるという人もいます。

おなかの中にいるうちから障がいの有無を知っておくことができれば、心の準備もできるし、産まれてからの体制の準備もできるからです。

障がいがあってもなくても産むつもりで、準備のために出生前診断を受けるという意見はとても多いです。

出生前診断の命の選別についてまとめ

出生前診断を行うことによる「命の選別」はとても難しい問題です。

出生前診断を受けようか悩んでいるけれど、結果次第ではどんな行動に出ればいいのか判断することができないという人も多いはずです。

「命の選別」については様々な意見があります。

自分がどうするべきかをよく考えて、出生前診断を受けるようにしましょう。

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